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ニュースを見ていると、中国の農薬問題を現地取材したレポートが放映されていた。驚いたのは、スーパーマーケットのような小売店で食器洗剤の他に「野菜用洗剤」として売られている製品が、その店だけでも、なんと20銘柄以上も並んでいるではないか!

私は野菜用洗剤というものの目的や使用法、共に「はてな?」と思ってしまった。実際、多くの日本人の感覚ではないだろうか?
レポート映像は続き、中国の若い夫婦の家庭に取材が入った。
夕食時、その家庭の奥さんは野菜をボウルに入れ、かの「野菜用洗剤」をピューピューと振りかける。「スポンジに少量を含ませて・・」などというのではなく、ドレッシングをかけるかのように、野菜に洗剤をかけ、菜っ葉やインゲン豆のような野菜を一本ずつ、こすって洗っていく。大変な手間だが、その奥さんは「ちゃんと洗わないとねぇ。面倒だけど、もう慣れてしまいました」と語る。

野菜用洗剤という商品には、多くの界面活性剤が配合されていて、農薬を落とす働きが強いのだそうだ。でも、ここで誰もが「でも、その洗剤自体も身体に良くないんじゃないかな?」という疑問を抱くと思う。
毒を毒で洗うというのは言い過ぎだろうが、これは、究極の選択とでも言うものだろうか?

番組を見続けていると、今度はトウモロコシ畑の映像を流した。「?・・」トウモロコシの葉が灰色になっている。近づくと、空気中の浮遊物(なんなのか?)が葉に積もっているのだ。触ると、指に付着する量も半端ではない。
畑のすぐ横を流れる小川は、鮮やかなピンク色に染まっている。畑で作業している人に聞くと工場の廃液によって、水が染まっているのだという。「危険性はないのか?」という問いには「だいじょうぶ、だいじょうぶ」としか答えない。

葡萄に農薬を散布している農家の男性。短パンに上半身裸、マスクなどしていない。完全に無防備な状態で農薬を作物に吹きかけている。「どういう農薬なのか?」と言う問いには「そこに空き袋が捨ててあるよ」と、答える。中国語で製品名や成分が書かれた農薬の空き袋の成分は、当然だが、危険なものも配合されている。
しかも、その散布量と言ったら、大変なものである。葡萄が白くドロドロになるほどで、もはや、散布というより農薬に漬けているという状態だ。
「こんなに沢山かけているのか?」という問いには、やはり、面倒くさそうに「だいじょうぶ」と答えるだけだ。

日本に海外から輸入される農作物は、当然のことながらチェックされるわけだが、輸入される全てを検査確認出来るわけではない。すり抜けの可能性は、常につきまとっているのだ。
これは知人から聞いた話だが、アメリカで大手のペットフード会社の製品の原材料に中国からの農作物が使用されており、結果、農薬がペットフードに混入してしまい、ペットの死亡など深刻な被害が出たそうだ。

私自身、農薬問題はこれからも続くなぁと実感した。
日本は、農作物の多くを輸入に頼っているのだから、国民一人一人が危機感をもって、こういった問題に注目していかなければ、子供達、孫達の世代にとり返しのつかない禍根を残すことになるだろう。また、この問題は地球規模の問題であるから、国際的な基準の確定と遵守の徹底、なによりも各国民への認知と教育が早急の務となっていることを痛感した。


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インターネットラジオ「ファンラジ」